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50歳女性たんぱく質をとるべき5つの理由

くらし

現役美容師なっちゃんです。

たんぱく質が大事といわれているけれど、どう大事なのって思いませんか?
筋肉はたんぱく質でできていて、筋トレのあとにプロテインを飲むというのもよく聞きますよね。

たんぱく質は英語でプロテイン、プロテインというとドリンクが頭に浮かびますが、たんぱく質のことなんです。

たんぱく質が不足すると、肌荒れや髪のトラブル、爪が割れたりと、わかりやすく体に現れます。

こちらではたんぱく質とは何か、また、とるべき理由を説明していきます。
気になった方はぜひ最後まで読み進めてくださいね。

50歳女性たんぱく質をとるべき5つの理由

女性の50歳前後から急に筋肉量が落ちていきます。

確かに、私はズボンの上からでもハリがない脚だなというのを感じてきたんです。
歳のせいかなと思っていましたが、加齢に伴い筋肉量の低下とたんぱく質不足なんだと気付きました。


筋肉の曲がり角ともいわれるこの時期をうまく乗り越えたい。
筋肉を減らさないように、たんぱく質を上手に摂取していきましょう。

まず、たんぱく質とはどのようなものなのか説明していきますね。

たんぱく質とは

炭水化物、脂質と並ぶ三大栄養素の1つであるたんぱく質。
体をつくる上で欠かせない栄養素です。

「たんぱく質=筋肉の素」のイメージが強いと思いますが、それだけではないんです。

肌や爪、髪、筋肉、骨、血液、内臓などに体のあらゆる組織をつくるための必要な栄養素であり、体の機能を調整するホルモンや酵素、抗体、神経伝達物質などの材料でもあります。

そのため、体調管理にも欠かすことのできないうえ、エネルギーの源にもなっているんですね。

たんぱく質は、体内で合成できる非必須アミノ酸9種類と、体内で合成できない必須アミノ酸11種類の20種類で構成されています。

人の体は、このアミノ酸20種類から配列が異なった約10万種類のアミノ酸で構成されたたんぱく質でできています。

たんぱく質は人の体になくてはならないもの、ということがよくわかりますね。


次のたんぱく質をとるべき理由でさらに深掘りしていきます。

たんぱく質をとるべき5つの理由

特に朝のたんぱく質摂取が大切です。

前日の夕食にたんぱく質をとっていても、食事の時間が空いてしまう朝にはたんぱく質が枯渇して、筋肉の分解が始まってしまうんですね。

朝にたんぱく質を摂取した人と、朝にたんぱく質を摂取しない人を比べると、朝に摂取した人の方が筋肉増強効果があることがわかっています。

私は、食事の量が元々少なめだったので、必然的にたんぱく質も少なめだと思いました。
そこで意識してたんぱく質をとるようにしたところ、肌のハリが出てきたように感じられたんです。

筋肉量の維持と基礎代謝アップ

基礎代謝とは、呼吸や心拍、体温調節など生命維持に必要なエネルギー消費のことです。
基礎代謝を高めるために必要な筋肉。

筋肉量が減ると基礎代謝も低下して、体重や体脂肪の増加につながってしまうんです。
また、冷えやむくみの原因になったり、傷の修復が遅くなったり、いいことはありません。

たんぱく質を十分に摂取することで、筋肉量を維持や成長を促し、基礎代謝をアップすることができます。

骨の健康を保つ

50代になると、エストロゲンというホルモンの関係で骨密度が低下してきて、骨粗しょう症のリスクが高まります。

骨はたんぱく質とカルシウム半々でできていて、そのたんぱく質のうち90%がコラーゲンです。
そして、たんぱく質は骨の素となるコラーゲンの材料となっているんです。

たんぱく質の摂取量が少ないと、体内のたんぱく質が分解されて不足分を補おうとするため、筋肉量が減り、骨がもろくなってしまいます。

骨粗しょう症は避けたいですね。

体の修復と再生

50代になると、体の修復能力も低下してきます。

たんぱく質は体の修復と再生を助けているので、怪我や病気からの回復期には特に十分なたんぱく質をとることが大切なんです。

いろいろな機能の低下が進みがっかりしますが、しっかりとたんぱく質をとっていいけば、打ち勝つことができますよ。

ホルモンバランスを保つ

50代になると、ホルモンバランスの変化が見られます。
たんぱく質はホルモンの材料でもあるんです。

体内の様々な器官から分泌され体の機能を調節しているのがホルモンです。
ホルモンバランスが崩れると、生理不順などの体調不良が現れることがあります。

また、自律神経が影響を受けるので、頭痛がしたり、更年期症状のような不調が出ることも。

それから、脳内で神経伝達物質として働いているドーパミン(幸福感をもたらすホルモン)やセロトニン(幸せホルモン)もたんぱく質から作られています。

朝に摂取したたんぱく質が、時間を追うごとに変化するホルモン。
まず、朝のたんぱく質摂取でトリプトファンというアミノ酸が作られます。

お昼にはトリプトファンが材料となったセロトニンが分泌されます。
朝から14時間後、セロトニンがメラトニン(睡眠ホルモン)に変化し、ぐっすり眠れるんです。

たんぱく質を十分に摂取することによって、ホルモンの働きがスムーズになり、体調がよくなり、メンタルが強くなったり、睡眠の質が高くなります。

免疫機能を支える

50代になると免疫機能も低下してきます。
免疫機能とは、疫(病気)から免れる力のこと。

つまり、体に病原菌やウイルスが侵入しないように自己防衛する機能のことで、体内で発生したがん細胞などを除去する働きもあります。

免疫力を担う抗体(免疫グロブリン)はたんぱく質で構成されています。

免疫細胞は体のいたるところで病原体と闘い、殺菌したり、抗体を作ったりしてくれるありがたい存在なんです。

50歳女性たんぱく質をとるべき5つの理由 まとめ

たんぱく質をとるべき理由がおわかりいただけたでしょうか?

残念ながら、50代になるといろいろな機能が低下してくるんですね。
ホルモンの分泌量の減少によって筋肉量が減ってきてしまうので、意識してたんぱく質をとっていきましょう。

そして、筋肉トレーニングすることも大事なんです。
こちらの、50代女性筋トレが必要な5つの理由の記事も併せてご覧ください。

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