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【美容師伝授】髪の紫外線対策するべき3つの理由と4つの対策

ヘアー

現役美容師のなっちゃんです。

肌の紫外線対策はしているのに、髪の紫外線対策はおろそかにしているなんてことありませんか?

肌の場合は日焼けをしたら、赤くなったり、ヒリヒリ痛かったりと症状がわかりやすいですが、髪の場合は痛みを感じるわけでもなく、まあいいかって怠ってしまうんですよね。


実は肌だけでなく、髪の毛も同じように日焼けするので紫外線対策が必要なんです。
紫外線は容赦なく頭の上から降りそそいでいます。


「髪がすごくパサパサする」「髪が明るくなった」と感じたら、日焼けによるダメージかもしれません。

こちらの記事では、髪の紫外線対策するべき理由と対策について説明しますので、気になる方はぜひ最後まで読み進めてくださいね。

【美容師伝授】髪の紫外線対策するべき3つの理由と4つの対策

髪の紫外線対策の考え方は、肌と一緒です。
肌の紫外線対策をするように、そのまま髪も一緒にしてしまうといいですね。


紫外線対策をするのとしないのでは、将来的に大きな差が出るはず。
今は問題なくても始めましょう。

髪の紫外線対策するべき3つの理由

乾燥やパサつきの原因となる

肌と同じように紫外線を吸収するメラニンは髪の毛の内側にありますが、髪の毛の外側を覆っているキューティクルにはメラニンがないため、ダメージを受けやすいんです。

キューティクルがはがれると、乾燥やパサつき、つやが失われたりきしんだりします。

そして夏は海やプールで水に濡れた状態で紫外線を浴びることもあるでしょう。
髪が濡れているときは酸化スピードが早く、特に注意が必要です。

抜け毛や顔のたるみの原因となる

髪が日焼けするということは、頭皮も日焼けして乾燥します。
頭皮の特に分け目は肌と同じように、日焼けして赤くなったり、ヒリヒリしたりします。


頭皮にうるおいがなくなると健康的な髪の毛が育ちにくくなり、抜け毛や薄毛の原因にもなってしまうのです。

また頭皮は顔と同じで日焼けによるシワやシミ、たるみが生じてしまいます。
頭皮がたるむと顔までたるみが響くので、気をつけたいですね。

ヘアカラーの褪色の原因となる

髪の毛は肌に比べてメラニン色素が多いため、ある程度の紫外線は吸収されます。

しかし、ヘアカラーをしている髪の場合、染めていない状態の髪よりもメラニン色素が少ないため、紫外線ダメージを受けやすくなっているのです。

カラーした髪の毛にはカラー剤が入っています。


カラー剤はキューティクルが閉まることによっておさえられているので、紫外線があたることによってキューティクルが開いてしまうと色味が抜けてしまうのです。

海やプールで水に濡れた状態だと、なおさら色味が流れ出てしまいます。

また紫外線に含まれる成分が、メラニン色素やヘアカラー色素を破壊していくため、褪色をおこします。


さらに髪の色素が酸化によって分解され、髪が明るくなっていきます。
「明るくなっていい感じ」なんて思っていたら大きな間違いなんです。

髪の紫外線対策4つ

帽子や日傘で紫外線をカットする

お肌の紫外線対策として帽子や日傘を使っている方が多いと思いますが、髪にとっても使っていただきたいアイテムです。
上から降りそそぐ紫外線は、体のてっぺんにある髪にダメージを与えます。

お顔には日焼け止めクリームを塗るからいいや、と思って近所のお出かけならそのままということがあるでしょう。


お顔と同じように考えて、髪のためにもぜひ日傘と帽子を活用してくださいね。

髪の毛と頭皮の日焼け止めを使用する

お出かけ前には、髪にも日焼け止めを使いましょう。
スプレーやオイル、クリームなど種類がありますが、お出かけ前だとスプレーが使いやすいですね。

全体的にいきわたるようにスプレーした後は、つけムラを防ぐため手でなじませましょう。
初めのうちは鏡を見ながらスプレーすることをおすすめします。


利き手の方はまんべんなくスプレーできると思いますが、逆の方はまだらになってしまうことがあるもんです。

また、長時間の外出にはお肌と同じようにつけなおすこともお忘れなく。

ヘアオイルで髪の毛を保湿をする

普段からブロー前にヘアオイルを使っている方は多いと思いますが、紫外線対策のためにも必ず使っていただきたいです。


ヘアオイルは保湿効果が高く、髪の毛をコーティングして摩擦などあらゆるダメージから髪を守ってくれます。

紫外線対策とするなら、UVカット効果のあるヘアオイルがおすすめです。
ヘアオイルを手でつけたら、髪全体にいきわたるように必ずコーミングをしましょう。

私は、こちらシリーズ『セラム』を愛用しています。

分け目やヘアスタイルを日によってチェンジする

いつも同じ分け目だと日焼けして肌と同じように頭皮の色が変わったり、そこだけ髪のダメージが集中してしまいます。


少しでもずらすとダメージを分散することができますよ。

また、ヘアスタイルを変えてみるのもおすすめです。
お団子ヘアにすれば、傷みやすい毛先の方はしまえて紫外線があたらずにすみます。

【美容師伝授】髪の紫外線対策するべき3つの理由と4つの対策  まとめ

紫外線は3月頃から強くなりはじめます。
肌の紫外線対策をするように髪の紫外線対策が習慣化されるといいですね。

いつまでも艶めく髪のために取り入れていきましょう。

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