現役美容師なっちゃんです。
たんぱく質が大事といわれていますが、50歳からの女性にとって、1日にどのくらいのたんぱく質をとるといいのでしょうか。
たんぱく質をしっかりとりたいと思っても、食材にどのくらいのたんぱく質が含まれているのご存知ない方も多いのではないでしょうか。
たんぱく質が不足すると体を作る材料が不足し、様々なトラブルが発生します。
目に見える肌や髪、爪だけでなく、内蔵、筋肉や骨、それからホルモンにも影響し、免疫機能が衰えたり、体力がなくなったり、精神面にも響いてきちゃうんです。
不調が増えるお年頃。
たんぱく質を十分にとって快適に過ごせるようにしていきましょう。
50歳からの女性1日に必要なたんぱく質量とおすすめ食材
最近、フレイルという言葉を耳にしませんか?
フレイルは医学用語の「frailty(フレイルティー)」からきています。
フレイルとは、健康な状態と要介護の中間のことで、体力、気力が低下した状態。
そんなことにならないように、今から対策していきましょう。
50歳からの女性1日に必要なたんぱく質量
1日に必要なたんぱく質は、最低でも「50g」といわれていますが
1日に必要なたんぱく質量 = 体重(㎏)の数字 × 0.1 g
ともいわれています。
1日にとるべきたんぱく質量がわかりますね。
このたんぱく質量を3回の食事でなるべく均等にとるとなおさらよいです。
寝ている間にたんぱく質が枯渇しがちなので朝は少し多めにとるのもいいでしょう。
極端にいうと、朝ごはんに1日分のたんぱく質をとったから昼と夜はとらないというのはおすすめできません。
果たして、普段とっている食事でどのくらいのたんぱく質をとれているでしょうか。
次の項目でたんぱく質量を多く含む食材をあげていきますね。
おすすめ食材

*肉類 100gに含まれるたんぱく質量
鶏ささみ肉 | 23.9g |
鶏胸肉皮なし | 23.3g |
牛肉肩ロース赤肉 | 19.7g |
豚ロース肉 | 19.3g |
豚バラ肉 | 14.4g |
*魚類 100gに含まれるたんぱく質量
まぐろ(さしみ) | 26.4g |
かつお(さしみ) | 25g |
鯖 | 20.6g |
サーモン(さしみ) | 19.6g |
ツナ缶 | 17.7g |
*乳製品
牛乳 100cc | 3.4g |
チェダーチーズ 100g | 25.7g |
ヨーグルト全脂無糖 100g | 3.6g |
*大豆製品、卵類
生卵 1個 | 6.34g |
豆腐 1丁 (300g) | 15.9g |
豆乳 1パック (200ml) | 7.42g |
味噌 大さじ 1 | 1.75g |
納豆 1パック (50g) | 8.25g |
*ご飯類
ごはん 1膳 (160g) | 4g |
食パン6枚切り 1枚 | 5.34g |
うどん 1人分 (230g) | 5.98g |
そば 1人分 (260g) | 12.48g |
引用元 : カロリーSlism ・ 食品成分データベース(文部科学省)
たんぱく質だけとるのではなく、糖質とビタミンB6とあわせてとるととても効率的です。
ビタミンB6を多く含む食品はまぐろ、かつお、バナナなどです。
メニューの一例
野菜サラダ ベーコンエッグ 食パン バナナ ヨーグルト 牛乳

朝食によさそうなメニューです。
こちらを参考にしてアレンジしてもよいですね。
50歳からの女性1日に必要なたんぱく質量とおすすめ食材 まとめ
たんぱく質を意識してとらないと不足しそうです。
ごはんを抜くなんてことはもってのほか…
健康で長生きするために、しっかりとたんぱく質を意識した食事を心がけていきましょう。
50歳からの女性たんぱく質をとるべき5つの理由についてはこちらからどうぞ。